世界の気候と気候帯世界の気候は大きく分けて、
海洋性の気候と
大陸性(内陸性)の気候に分かれる。
海洋性の気候は比較的降水量が多く海流の影響もあって年間の気温差(年較差)があまり大きくない。
それに対して、大陸性の気候は雨が少なく年間の気温差も大きい傾向にある。
また、気候は温度や降水量により、
熱帯・温帯・乾燥帯・冷帯(亜寒帯)・寒帯の五つの
気候帯に分かれる。(高山気候はこれらの
気候帯に属さない)
気候帯と気候熱帯1年中気温が高く年平均気温が20度(正確には最寒月が18度以上)をこえる。降水量は1000mmをこえる。
熱帯雨林気候 一年中気温が高く雨が多い気候(年中高温多雨)。熱帯雨林(ジャングル)が形成される。スコールと呼ばれる激しい雨が降る。赤道の通っているところに存在する。
サバナ気候 一年中気温が高く雨の多い雨季と雨があまり降らない乾季に分かれる。背丈の高い草原(サバナ)が形成され、ところどころに潅木(低木)が見られる。熱帯雨林気候をはさんで南北に存在する。
乾燥帯蒸発量が降水量を上まわる気候
サバク気候 一年を通じてほとんど雨が降らない。サバクが形成される。場所によっては地下水が湧き出てオアシスをつくるところがある。
ステップ気候 降水量は少ないが、短い雨季がある。たけの短い草原(ステップ)が形成される。サバク気候の周辺部に見られる。
温帯緯度30度から50度の間に存在する温暖な
気候帯。四季が見られる。
西岸海洋性気候 大陸の西側に見られ、暖流と偏西風の影響を受ける温暖な気候。一年を通して雨が平均して降る。この気候の地域は高緯度でも比較的暖かい。
地中海性気候 夏は気温が高く乾燥する。冬は温暖で降水量が多い。この気候のところでは、冬に小麦を栽培し、夏には乾燥に強いかんきつ類やオリーブ・ブドウを育てる地中海式農業が見られる。
温暖湿潤気候(温帯モンスーン気候) 大陸の東側に見られ、季節風の影響をうけて夏は高温で降水量が多く、冬は冷涼で降水量が少ない。はっきりとした四季の変化が見られる。日本は一部を除いてこの気候に属する。
冷帯(亜寒帯)大陸の西岸は北緯60度以北、大陸の東岸は北緯40度以北の地域に見られる。南半球には存在しない。
冷帯気候(亜寒帯気候) 冬は寒さが厳しく、河川の凍結が見られ、積雪期間が長い。夏は比較的温暖だが短い。針葉樹林帯(タイガ)が形成される。日本の北海道がこの気候に属する。
寒帯両極とその周辺に見られ、年平均気温がマイナスになる。
ツンドラ気候 寒さが厳しく凍土(ツンドラ)ができる、夏の間だけ凍土が溶けコケ類が生育できる。
氷雪気候 一年中気温が0度を下まわり氷雪におおわれる。
ちょっと特殊な気候
高山気候 温帯の地域では標高2000m以上、熱帯の地域では標高3000m以上のところで見られる気候。低緯度(赤道の近く)であっても気温が低い。
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